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流産 その後



+++++ 流産 その後 +++++

1週間、実家で過ごした。
家事もせず、食事も作ってもらい、ただ息子と遊び、
その頃はまりはじめていたハワイアンキルトをせっせと作っていた。

1週間後、自宅に戻り最初に衝突したのは主人。
元気づけようとしてくれているのは分かったけれど
今回の事を「何もなかったかのように」しようとする彼に疑問がわいた。

いやいや、何もなかったわけないよ。
そりゃぁ、Babyがいたのはたったの8週。
愛着がわくも何も、あっと言う間にいなくなってしまったよ。

だけど、だけど、手術台に登ったのは私。
麻酔を受ける間嫌な思いをしたのは私。
病院の先生に不信感を持ったのも私。
結局身を犠牲にするのは女性だけじゃないか。。。

そんなことを何度も彼に訴えた。

今思えば、何も言わずに受け止めてくれたのは彼の優しさ。
何を言っても取り乱している私には効き目がないことも知っていた。

だけどその時は寂しくて仕方がなかった。
何も言ってくれない彼に「男はいいよね」なんて暴言もはいた。

1年たってみて、あの時精神的に普通じゃなかったことを感じられる。
当時は分からなかった。

少しずつしか気持ちは元に戻らないね。
だけど今なら分かるよ。
近くでちゃんと私と息子を見守ってくれてありがとう。


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